【台湾の食事のマナー】で絶対にNGとOKを簡潔に3分で紹介します

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台湾での食事に関するマナーや習慣について、詳しく解説していきます。

台湾旅行や台湾での滞在中に台湾人から招待されたり、台湾人と食事をすることになった場合、台湾での食事のマナーや習慣の違いが気になる方もいるのではないでしょうか?

 

ココに注目
  1. 台湾での食事のマナーの特徴は何?
  2. 台湾では食事のマナーが異なるのかな?
  3. 台湾での食事のマナーで絶対にNGなのは?
  4. 日本とは異なる食事マナーでOKなことは?

台湾の食事のマナーについて、上記のような疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?

以下では、台湾で暮らしている私が、現地で知ったこと、聞いたこと、経験したことをもとに、台湾の食事のマナーについて詳しく解説していきます。

 

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台湾での食事のマナーの特徴

円卓(ターンテーブル)

台湾の食事で最も特徴的なことは円卓(ターンテーブル)です。

日本でも中華料理レストランでは使われていますね。

台湾のレストランでは中華料理や台湾料理を提供するところでは円卓になります。

大勢で一緒に食事をする場合は、一つのテーブルで談笑しながら食事を楽しめるますが…。

日本人には少し勝手が分からず困惑することも多いと思います。

一般的には、円卓を回して、一人ひとり順番に食事を取っていきます。

一周した後は、自分が食べたい料理があれば、テーブルを回して料理を手元に近づけます。

ターンテーブルに慣れるまでは、回すタイミングが分からず、困惑することも多いです。

取り皿には一品づつ

ターンテーブルを回して、順番に料理を自分で取り皿に乗せていきます。

一般的には、ターンテーブルに座っている人の人数分提供されます。

つまり、同じテーブルに8人いれば8人分の料理が出されます。

そのため、取り皿に乗せる時には、他人のことを考えて、一つずつあるいは少しずつ取っていきます。

食事は年上・目上の人が中心

日本と似ていますが、食事をする時には、主賓が決まっている場合は、あくまで主賓が中心の食事になります。

主賓がいない場合、例えば、家庭内で食事を取る時などは、年上の人や目上の人が中心になります。

そのため、ターンテーブルで最初に食事に手を付ける人は、最年長の人から順番になります。

家庭内で食事をする場合でも、最年長のお爺さんがまだ到着していない状態では、食事を食べ始めないのが一般的。

乾杯の台湾スタイル

台湾にも乾杯の習慣がありますが、日本とは少し異なる点があります。

台湾では乾杯をする時には、お互いのグラスを当てて乾杯します。

離れていてグラスが届かない場合は、相手の方へ向けて、少し上にグラスを上げればOK。

そして、お酒を一気に飲み干すのが中華文化圏での習慣です。

ただし、お酒が飲めない方などは無理に飲み干さなくてもOK。

お酒がダメな人は飲まずに、そのまま放置しておけば、回りに人は察してくれます。

食事中に水を飲まない?

台湾では食事中に水、お冷、冷たいお茶を飲むことはありません。

そのため、お冷は提供されないどころか、用意さえされていません。

日本人の感覚だと、飲み物はなく、お酒を飲んで食べるだけと思ってしまいますね。

水の代わりに、薄い味のスープが提供されます。

食後はデザートと熱い烏龍茶

食後にはデザートが提供されることが多いです。

デザートは中華式デザートだったり、旬のフルーツの場合が多いです。

また、多くの場合は熱い烏龍茶が提供されます。

食後の談笑は熱い烏龍茶を飲みながら、楽しむのが台湾流です。

 

台湾での食事のマナーでNGは?

麺やスープをすする音はNG?

日本ではラーメンを食べる時には麺をすするため、自然と音が出ますね。

台湾では麺類を食べる時には、音を立てるのはNGとされています。

台湾に限ったことではなく、他のほとんどの国では食べる時にすする音は無作法だとされていますね。

ところが、実際には、台湾では家庭内や小吃店などで麺を食べている様子を観察していると、麺類を音を立てて食べている台湾人も見かけます。

つまり、正式な場では礼儀正しい作法として、麺を食べたりスープを飲んだりする時には音を立てないようするのが大人のマナーと考えられています。

丼を持ち上げてるのはNG?

丼や大き目のお椀の場合は持ち上げて食べるのはNGだとされています。

小丼の場合はついつい手で持ち上げて食べたくなる方もいるかもしれませんね。

特に、小丼くらいの大きさのお椀でスープを提供された場合は持ち上げて飲み干したくなります。

スープもスプーンを使って上手に飲み終えるのが台湾式マナーとされています。

食後の一服はNG?

愛煙家の方は食後の一服をしたい方も多いことでしょう。

ところが、台湾ではレストランなどの飲食店の店内での喫煙はNG。

どうしても、タバコを吸いたい場合は、レストランの店外で喫煙しましょう。

箸のマナーでNGは?

日本も台湾も箸を使う食文化ですが、箸の使い方でNGとなることもありますので、まとめておきます。

台湾での箸の使い方でNG

  • 立て箸:ご飯や麺に箸を突き刺して立てる
  • 迷い箸:どれにしようかなと箸で食べ物を追いかける
  • 箸を持ったまま食事:片手で箸を持ったまま食事をする

台湾での箸の使い方でOK

  • 刺し箸:食べ物を箸で刺して食べる
  • はさみ箸:箸と箸で他の人に食べ物を挟み合って渡す

その他の箸の使い方

  • 箸の置き方:右側に縦方向に置く
  • 箸置き:台湾では箸置きはない
  • 菜箸がない時:箸を上下反対にして使う

 

台湾での食事ではOKのマナー

食事でのゲップはOK?

台湾では食事中や食後に豪快にゲップをする人がいます。

日本人の感覚では、えぇ~~!!ってなりますね。

台湾では食事のゲップはごく普通の食事中の光景なのです。

ただし、国際感覚に敏感な若い人はゲップはダメと思っている人もいます。

食べかすを机の上に吐き出す

料理によっては、魚の骨や鶏肉の小骨など食べきれないものが多くありますね。

骨などの食べかすは、小皿に見えないように、まとめておくのが日本的な対処法。

台湾ではテーブルの上に、ほとんどの人がそのまま吐き出します。

日本と台湾での食文化の習慣の違いです。

爪楊枝を人前で使う

正式の食事の場でも、食後に爪楊枝を人前で使ってもOKです。

ただし、片手で口元を隠す配慮は台湾でも同じです。

食べ切れない時はどうする?

御もてなしを受けた場合や招待された場合に、提供された料理が大量に残ってしまった。

何となく、食べられなくて申し訳ないような気持ちになることがありますね。

でも、もう食べ切れないという時はどうしたらよいのか?

美味しかった!お腹いっぱい!というのが正しい対処法です。

出された料理を全て食べようとすると、食べ足りないのかと思われて、さらにオーダーされることがあります。

食べ残った料理はどうする?

食べ残ってしまった料理がたくさんある場合は、どうするのか?

日本では、ほとんどの場合は持ち帰るようなことは少ないですが、台湾では持ち帰ります。

紙パックやビニール袋に入れて、料理のおかずやご飯も食べ残った料理は持ち帰ります

そして、最後に提供されて、かなりの確率で残ってしまうスープもビニール袋に入れて全て持ち帰ります。

もったいないから持ち帰るのか、儒教文化の影響なのか、食べ物を粗末にしない考え方と実践はイイですね。

 

まとめ

以上、台湾での食事のマナーについて、特徴的なポイントをまとめてみました。

海外では異なる習慣が多く、戸惑うことや中書して緊張してしまうこともあるかもしれませんね。

上記のように細々としたマナーを上げると、食事どころではなくなってしまうかもしれません。

ところが、台湾では日本人ほど礼儀に関しては気にする人が少ないのが実状です。

ましてや、外国人である日本人のマナーが少し違ったくらいで、特に嫌悪感を感じるような台湾人はいません。

むしろ、習慣やマナーが違ったら、楽しんでしまうのが台湾人のお国柄です。

最後に、私が台湾で暮らした経験から、上記のマナーの内、以下のことだけを気にしておけばOKだと思います。

  1. お酒は無理に飲まない&酔っ払わない
  2. 麺類を食べる時に音を出してすすらない
  3. 食べ終わった後に美味しかったの対応

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