台湾での蚊などの虫刺されと虫除けについての事情を台湾現地から詳しく紹介します。
台湾旅行で避けては通れない厄介な事情は刺されると痒くなる虫が多いということ。
- 台湾で刺されると痒くなる虫はどんな種類?
- 台湾では蚊はいつからいつまで発生するの?
- 虫刺されに注意すべき場所はどこ?
- 虫刺され対策(蚊対策)はどうしたらいいの?
台湾での痒い虫
台湾で刺されると痒くなる虫はどのような種類なのか?
- 蚊
- 小黒蚊
- ダニ
- ノミ
- 羽アリ
台湾で刺されると痒くなる虫の内、一般的な生活の中で被害に遭ったことがある虫は上記のようなものです。
蚊は日本でよく見かける種類の蚊と同じですが、アカイエカとヤブ蚊がいますが、どちらかというと茶色っぽい色をしているアカイエカをよく見かけます。
小黒蚊は厳密に言うと、蚊ではありませんが、刺されると蚊に刺された時のように痒くなるため、「小黑蚊、黑微仔、烏微仔、小金剛などと呼ばれています。
小黒蚊は外見は1mm~2mm程度で、とても小さく、ほくろのような黒い点にしか見えないため、目では見難く、刺されても気が付かないことが多いです。
小黒蚊の習性として大群で群れていることが多いため、発生している場所に入ってしまうと、数十箇所も刺されてしまうという被害に遭い、蕁麻疹のように皮膚が腫れ上がってしまうこともあるため注意。
ダニについて、台湾では野良犬や野良猫が野放しになっていることが多いため、このような動物はダニが繁殖してしまっていることが多いため、むやみに触れないようにしましょう。
ノミは台湾で最も注意すべき痒い虫です。台湾は気温も湿度も高いため、のみが繁殖することが多いです。特に、雨の日の前後で、犬や猫の糞の周りなどにはノミが大発生していることが多いです。
そのため、台湾でノミに刺されるパターンは路上に放置されている動物の糞の近くを歩いた時に、靴や靴下にノミが移って、膝下の脛やふくらはぎを刺されることが多いです。
そのままホテルの部屋に入ってしまうと、ベッドなどにノミが大発生してしまうなんてこともありますので注意。
羽アリは雨が多くジメジメとした湿度が高い時期には大発生して、辺り一面が黒く見えるほどです。特に、夕方以降、電灯が照らされている場所では羽アリの大群が集結していることがあり、首などを刺されると、痛痒くて腫れ上がりますので注意。
台湾で蚊が発生する時期
台湾で蚊が発生する時期はいつなのか?
結論から言えば、台湾の主要な都市では、一年中、蚊が発生します。
ただし、蚊が吸血活動する温度は26度~31度で、15度以下になると吸血活動をしなくなるとされています。
そのため、気温が15度以下になると、蚊をあまり見かけなくなると思われがちですが・・・
実は、真冬の時期には、蚊たちは屋外の寒い環境を避けて、暖かい部屋などの室内に入り込んでくることが多いため厄介です。
つまり、台湾では冬の時期以外では場所を選ばず、どこにでも蚊が繁殖しており、冬の時期には屋外で蚊を見ることは少ないですが、屋内には蚊がいます。
虫刺されに注意すべき場所
蚊の発生場所
蚊が多い場所はどこなのか?
- 物陰など暗い場所
- 黒い色のモノの近く
- ジメジメとした水溜り
- 汗臭いところ
蚊は上記のような場所を好んで集まってくるようです。そのため、台湾旅行中は上記のような場所や状況を避けましょう。
小黒蚊の発生場所
小黒蚊は日本には繁殖していませんが、台湾ではどこにでもいるかというと、そういうわけでもありません。
台湾の中でも小黒蚊が多い都市は、花蓮、台中、南投、嘉義、雲林、台南だとされています。このような都市に旅行へ向かわれる方は注意しましょう。特に、郊外の山間部などでは注意。
台湾での虫刺され対策
台湾での虫刺されについての虫除けや虫刺され対策をまとめておきますので参考にしてください。
蚊対策
暗い場所、黒い衣類、水溜りなどのジメジメした場所を避ける。
汗をかいたら、汗の臭いを残さないように拭き取ったり、着替えたりする。
現地の台湾人はウェットティッシュを持ち歩いて汗を拭いたりしています。
蚊除け対策として、携帯用の虫除けスプレーを持参するのも一つの方法でしょう。
小黒蚊対策
上記のような小黒蚊が多く発生する場所へ行く時には、長袖と長ズボンが基本。
小黒蚊は雨の日の前後に大量発生することが多いため、刺された場合はその場を離れて、虫刺され薬を塗って応急措置をしましょう。
小黒蚊の虫刺されの症状は最大10日間以上続くことがあるため、痒みが停まらない場合は皮膚科などでアレルギー対応の措置を受診しましょう。
ダニ対策
台湾でのダニ対策として、野良犬や野良猫に触れないことが大原則です。
また、蒸し暑い時期には、ホコリっぽく衛生面で不潔な宿泊場所ではベッドにダニが発生していることもあります。
ホテルに宿泊する場合は中級以上の衛生的に清潔な宿泊場所を選びましょう。
ノミ対策
台湾でのノミ対策は上記でも述べましたが、私の経験上、野良犬や野良猫の糞や生ゴミの周囲を避けること。
特に、冬以外の時期で、雨の前後の日には、路上や芝生にはノミが大発生しているばあいがありますので、このような場所は避けましょう。
羽アリ対策
羽アリが発生する時期は雨が多くなる春から夏の時期になります。
このような時期に台湾旅行をする方は、雨の前後の日には夕方以降に羽アリが大発生していることを見かけるかもしれません。
羽アリのテリトリーに知らずに足を踏み入れると、首や背中やお腹を刺されまくることになります。
刺されてしまった時のための応急措置として、台湾旅行の際には虫刺され薬は必ず持って行きましょう。
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