台湾の7月の気温・天気・気候・雨の【現地情報】画像とグラフで確認

スポンサーリンク

7月は夏休みの始まりの時期に当たるため、夏季休暇を利用して、海外旅行を予定している方も多いのではないでしょうか?

日本から台湾へは飛行機で、たった3時間程度で行けるため、多くの人が毎年夏期の休暇中に台湾観光へ向かいます。

そこで、気になるのが台湾の7月の天気や気候と現地での服ではないでしょうか?(現地事情については下記記事をご覧ください)

台湾の7月の服装‐旅行での女性・男性の現地画像・失敗・NGを紹介
台湾の7月の服装について、女性と男性別に観光旅行とビジネスシーンで気候に適した服装を現地画像を交えながら、失敗例やNGも併せて台湾現地から詳しく紹介します。7月の台湾旅行をする際に、服装だけではなく、必要なものや特に持っていくと便利なものも現地事情を踏まえて解説します。

7月の台湾の天気や気温はとても暑いことに違いはありませんが、実は、近年の日本の猛暑と比べると、台湾では都市により過ごしやすい日も多かったりします。

以下では、台湾の7月の天気と気候について、気象統計データをベースに分かりやすい表・グラフや画像を交えながら、台湾現地から詳しく解説します。

  1. 台湾の7月の天気は、どんな感じなのか?
  2. 台湾の7月の気候は、日本とどれくらい違うのか?
  3. 台湾の7月の気温は、どれくらいなのか?
  4. 台湾の7月の天候は、良いのか?悪いのか?
  5. 台湾の7月には雨の心配はあるのか?
  6. 台湾の7月の旅行で、注意すべきことは何?

台湾への7月の旅行を予定している方は、上記のような疑問を抱いている方も多いかもしれませんね。

そこで、今回は、現地事情を踏まえて、台湾現地から台湾の7月の天気や気候について詳しく解説します。

 

 

スポンサーリンク

台湾の7月の天気

台湾の7月の天気は都市により異なる

台湾の7月の天気は、どうなのでしょうか?

まずは、各都市に住んでいる現地在住の人の声を拾ってみましょう。

台北の7月の天気

台北在住の人に7月の天気について聞いてみると、下記のようなことが共通した点として挙げられます。

台北の7月は暑さと湿度の高さによる高温多湿の時期の始まりで、スコールのような土砂降りの直後に太陽の日が差し始めると、猛烈な暑さになります。

台中の7月の天気

そして、台中在住の人に7月の天気について聞てみると、下記のようなことが共通した点として挙げられます。

台中の7月の天気は、雨が降る日は少ないものの、スコールのような大雨が突然降りだして、1時間~2時間程度で雨は止み、ギラギラとした太陽が照り付けると、一気に気温と湿度が上がり、夜まで蒸し暑さが続く日が多く、天候が変わりやすいのが特徴。

ただし、前月までのように、一日中、雨が降り続くことはほとんどないため、雨で悩まされるようなことはあまりないです。

高雄の7月の天気

また、高雄在住の人に7月の天気について聞てみると、下記のようなことが共通した点として挙げられます。

高雄の7月の天気では雨になる日が急激に増えて、一旦、雨が降り始めると大雨になることが多く、晴れている日は猛烈な暑さになります。

台湾の7月の天気のまとめ

以上のように台湾の7月の天気について結論を言えば、天気の良し悪しは各都市により少し異なりますが、台湾全土で雨の日が多くなり、しかも大雨になることが多いことが分かります。

台湾の7月の天気は降雨日数と雨量が各都市ごとに少し異なるものの、それぞれの都市で共通していることは、一日のうちで天候が変わりやすいということを頭に入れておくと、旅行のスケジュールを組みやすいでしょう。

  • 台湾の7月の天気は各都市により異なるが雨が多いのが共通点
  • 台北の7月の天気の特徴は雨が降った日は高温多湿

 

台湾の7月の気候

台湾の7月の気候は雨と湿度がポイント

それでは、台湾の7月の気候の特徴は、どんな点なのか?

各都市で天気の良し悪しは若干異なりますが、7月の台湾の気候で共通しているいることは「高温多湿」の特徴。

台湾の空港到着後に飛行機から出た直後、ほとんどの方は台湾の南国特有の生温い湿度の高い独特の空気感を実感することでしょう。

そして、天気が良く、湿度が高い日に街歩きをすると、ジワジワと汗が出てくることを感じるかもしれません。

ところが、台湾の7月の気候でポイントとなることは、「雨と湿度」になります。

台湾では7月は一年で最も気温が高くなる時期で、更に雨が多くなりますので、同時に湿度も上がる日が多くなります。

典型的には、降雨直後に太陽の日が差すと、気温と湿度が上がり、蒸し暑さを肌で実感する日が多くなります。

台湾の7月の初旬、中旬、下旬の気候

台湾の7月上旬の気候について、年によっては梅雨の時期が長引く場合は、上旬頃までは雨の日が続くこともあります。

7月中旬になると、台風の上陸が多くなる時期で、同時に、真夏の最も暑い時期あたります。

また、7月下旬頃には、時折、猛暑になりニュースで話題になることもしばしばです。

台湾の7月の気候のまとめ

以上のことをまとめると、台湾の7月の気候は、台湾北部の台北では盆地上の地形を反映して、非常に蒸し暑くなります。

台中の7月は気候の面では台北のような蒸し暑さの度合いは低く、高雄のように猛暑になる日も少ないため、夏にしては台湾の中では比較的過ごしやすい都市だとされています。

高雄の7月は気温が上昇する時期ですので、天気が良い日は夏の暑さを感じます。また、大雨が降ることが多くなりますので、旅行の際は注意が必要でしょう。

台湾の気候のポイント
  • 台湾の7月の気候は「雨と湿度」がポイント
  • 台湾の7月の旅行で注意すべきことは台風の上陸

以下では、実際の気象データを表やグラフで紹介しながら、台湾の7月の天気や気候について、詳しく解説します。

 

台湾の7月の気温

  • 台湾主要都市の最高気温は32.4℃~34.4℃(東京との気温差は3℃~5℃)
  • 台湾主要都市の平均気温は28.6℃~29.6℃(東京との気温差は3℃~5℃)
  • 台湾主要都市の最低気温は25.2℃~26.4℃(東京との気温差は3℃~5℃)
  • 台湾の7月の気温は高く、平均気温は29度前後と暑くなる

台湾の平均気温のグラフ

台湾主要都市の年間月別の平均気温(℃)

台湾主要都市の年間月別の平均気温(℃)

 

台湾の7月の気温(最高気温、平均気温、最低気温)

7月台北台中高雄東京
最高気温34.3℃33.0℃32.4℃29.2℃
平均気温29.6℃28.6℃29.2℃25.0℃
最低気温26.3℃25.2℃26.4℃21.8℃

(引用元:台湾気象局の統計データより当社作成、以下同じ)

※最高気温、平均気温、最低気温は、日平均最高気温、日平均平均気温、日平均最低気温を示すものです。

上表の通り、台湾各地では7月には、平均気温は28.6℃~29.6℃と高くなり、年間で最も暑くなる時期。

例えば、雨が降った直後に太陽の日が差し、気温が上昇し始めると、湿度も急上昇し、蒸し暑さがMAXになります。

台湾の7月の気温は台北が最も高くなるのも特徴で、特に高温多湿になるため、体感温度は非常に高くなりますので、熱中症などの対策が必要でしょう。

 

台湾の7月の降水(降水量と降水日数)

  • 台湾北部の7月の降水量は急激に増えるため、雨の備えが必要
  • 台湾の7月の降水量は南部へ行くこと多くなります
  • 7月の台湾では台風の上陸により降水量が非常に多くなります
  • 台湾の7月の降水日数は主要都市では12日~13日程度と比較的多い

台湾の7月の降水量(mm/月)

台湾主要都市の年間の降水量(mm/月)

台湾主要都市の年間の降水量(mm/月)

台湾の7月の降水量と降水日数

7月台北台中高雄東京
降水量/mm245.1307.9390.9153.5
降水日数12.312.812.910.3

台湾の7月の降水量は前月までと比べて増加しますが、降雨日数が急激に増えるわけではないため、雨が降れば大雨になることが多いのが特徴。

また、台湾全土では7月の降水量は南部へ行くほど多くなる傾向で、降水日数は台湾の主要としては12日~13日程度でどの都市も同じくらい。

このように、2日に一日くらいは雨になることを覚悟したほうがよいですが、突発的なスコールが多いため、雨が降ってきたら雨宿りをして止むのを待ちましょう。

 

台湾の7月の湿度と不快指数

以下は、台北、台中、高雄の相対湿度と不快指数を示しています。

7月台北台中高雄東京
湿度/%73.075.678.777.0
不快指数70.469.670.166.6

台湾の7月の湿度

  • 台湾の7月の湿度は73%~79%程度。
  • 台湾の7月の湿度は台湾の主要都市ではどの都市も高い。
  • 台湾と東京の湿度を比べると、台湾の湿度は2%~4%程度高い。
台湾主要都市の月別の相対湿度(%)

台湾主要都市の月別の相対湿度(%)

台北の7月は降水量も湿度も高いのが特徴。

台北は7月には、台湾の中でも最も高温多湿で暑くなるエリアのため、台北を旅行をする場合は、ジメジメとした暑さを感じることでしょう。

台湾の7月の不快指数

  • 台湾の不快指数は70前後(東京は67程度)。
  • 台湾の7月の主要都市では暑く感じるレベル。
  • 特に気温が30度を超え、湿度が70%を超えると蒸し暑さを感じる。
台湾主要都市の月別の不快指数

台湾主要都市の月別の不快指数

不快指数は70~75では「暑くない」水準とされています。

東京の7月の不快指数が67程度であるのに対して、台湾の不快指数は70前後です。

平均気温では上記のようなレベルですが、実際には、最高気温が35度程度にもなると、不快感を感じるくらい暑く感じます。

そのため、旅行で日本から台湾に到着時には、むせ返るような蒸し暑い空気を感じることでしょう。

 

台湾の7月の紫外線と日照時間

台湾の7月の紫外線(UV量)

  • 台北から高雄までの主要都市での7月の紫外線を示すUV量は8~9の間。
  • 台湾の7月では台湾南部へ行くほど、紫外線のUV値は上がります。
  • 平均UV量は8~9の間 → 紫外線は非常に強い。
  • 台湾の7月の主要都市の紫外線最大UV量は12~14 → 極端に強い。

 

台湾の主要都市の紫外線(UV)量

台湾の主要都市の紫外線(UV)量

 

台湾の7月の紫外線量は、下記の通りです。

  • 台北の7月の紫外線量: 8.6(平均)、12(最大)
  • 台中の7月の紫外線量: 8.0(平均)、12(最大)
  • 台南の7月の紫外線量: 9.3(平均)、14(最大)
  • 高雄の7月の紫外線量: 9.0(平均)、13(最大)
  • 東京の7月の紫外線量: 7.1(平均)

 

台湾の7月の日照時間

  • 台湾の7月の日照時間は一年で最も長くなる時期。
  • 台湾の中でも台中と高雄の7月の日照時間は最も長くなる時期。
  • 日照時間の長短の理由は雨の日が少なく、晴れの日が多いかどうかの違い。
台湾主要都市の月別の日照時間(時間/月)

台湾主要都市の月別の日照時間(時間/月)

台湾の7月の日照時間の特徴は、台北を中心とした台湾北部のエリアは前月までよりも天気の日が多くなり、日照時間が多くなります。

台湾中部以南の都市でも、7月は雨が降る日も多いですが、雨が降っている時間が短いため、南部へ行けば行くほど天気の良い日が多いのが特徴。

ただし、この時期に台湾旅行をする場合は、突然のスコールの大雨の備えをしておくことが必要でしょう。

 

台湾の7月の旅行で注意すべきこと

台湾の7月の時期に旅行する上で注意すべきことを3つほど挙げておきます。

  1. 気温が高く、湿度が高いため、日中の観光は熱中症や脱水症状に注意。→水分補給を小まめに。
  2. 外出する時には帽子やカーディガンなどで紫外線・日焼け対策が必要。
  3. 台湾の7月の旅行では、突然の雨に備え折り畳み傘を忘れずに準備。

 

まとめ

台湾は沖縄のはるか南に位置しているため、東京などと比べると、更に暑いのかとおもわれるかもしれませんね。

ところが、実際には、日本の猛暑日と比べると、それほど暑い日が多いわけではありません。

多くの台湾在住者の意見をまとめると、日本の暑い日も台湾の暑い日も同じくくらいのレベルの暑さです。

この時期に台湾旅行を予定している方は、現地の服も気になるところですね。端的に言えば、日本と同じ夏服でOK。ただし、日焼け対策と室内の冷房対策として薄い上着が一枚必要。

台湾の7月の時期の天候は変わりやすいため、着替えを多く持っていったほうが良いかもしれません。7月の服については下記記事をご覧ください。

台湾の7月の服装‐旅行での女性・男性の現地画像・失敗・NGを紹介
台湾の7月の服装について、女性と男性別に観光旅行とビジネスシーンで気候に適した服装を現地画像を交えながら、失敗例やNGも併せて台湾現地から詳しく紹介します。7月の台湾旅行をする際に、服装だけではなく、必要なものや特に持っていくと便利なものも現地事情を踏まえて解説します。

 

[関連記事]

≫≫ 台湾の6月の気温・天気・気候・雨を【現地発信】グラフと画像で確認

≫≫ 台湾の8月の気温・天気・気候・雨の【現地情報】画像とグラフで確認

≫≫ 台湾の9月の気温・天気・気候・雨の【現地情報】画像とグラフで確認

≫≫ 台湾の10月の気温・天気・気候・雨【現地発信】画像とグラフで確認

コメント

タイトルとURLをコピーしました