台湾に入国時のお金の持ち込み制限はいくら?多額の現金所持には注意

台湾での税関での申告方法 台湾ドル

海外旅行の際のお金の持ち出しと目的国への持ち込みに関するルールを詳しく紹介します。

台湾へ向かわれる方で大金を現金で持っていく必要がある人もいるのではないでしょうか?

例えば、台湾で長期滞在を予定している方や家族や親戚など大人数で旅行をする方など…。

このようなケースで、出入国時に空港ですべき重要な手続きが税関での申告になります。

ココに注目
  1. 現金の日本からの持ち出しの金額はいくらまでなのか?
  2. 日本出国時の税関での申告方法はどのようなものか?
  3. 現金の台湾への持ち込みの金額はいくらまでなのか?
  4. 台湾入国時の税関での手続きはどのような流れなのか?
  5. 持ち出し制限や持ち込み制限を超過した場合はどうなるのか?

はじめて多額の現金を所持して海外へ向かわれる予定の方は上記のような疑問を持っている方もいることでしょう。

そこで、以下では日本と台湾の法律をもとに日本出国時と台湾入国時、多額の現金を持っていく場合のルールと手続きについて詳しく紹介します。

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日本出国時の現金持ち出しのルール

日本を出国する際に多額の現金を所持している場合は税関で申告をする必要があります。

申告に必要な条件は下記の通りです。

(1)次のものの合計額が100万円(北朝鮮を仕向地とする輸出にあっては10万円)相当額を超える場合

  1. 現金(本邦通貨、外国通貨)
  2. 小切手(トラベラーズ・チェックを含む)
  3. 約束手形
  4. 有価証券(株券、国債等)

(2)金の地金(純度90%以上)の重量が1kgを超える場合

(引用元:財務省関税局)

 

上記の規定により知っておくべきことは下記の2点です。

  1. 申告条件は現金を含めた金融商品を合計で100万円相当額を超える場合
  2. 日本出国の際に100万円相当額以上の現金を持ち出す場合は手続きが必要

日本出国時の申告方法

日本出国時の現金の申告書類

上記の「支払い手段等の携帯 輸出申告書」(税関申告書)に下記の事項を記入して税関に提出して申告します。

  • 申告者の下記の項目を記入(氏名(漢字)、氏名(ローマ字)、住所、生年月日、国籍、旅券番号)
  • 輸出しようとする支払い手段などの種類、金額等
  • 仕向け地の名称
  • 輸出の実行の日
  • 署名

空港内の税関の場所はどこにあるのかと思われた方もいるかもしれませんね。

保安検査(手荷物のチェック等)後、出国審査に向かう間に税関申告カウンターがありますので、上記の税関申告書を提出します。

台湾入国時の現金持ち込みのルール

日本出国時とは別に台湾では台湾の法的なルールが設けられています。

台湾入国時に多額の現金など持ち込む場合は台湾の法令に従う必要があります。

旅客攜帶外幣進入國境超過等值美幣 1萬元者,應向海關申報。未申報者,其超過等值美幣1萬元部分沒入之;申報不實者,其超過申報部分沒入之。

(引用元:財政部關務署)

上記のポイントを挙げると、台湾へ入国時に1万米ドル(110万円)相当額を超える場合には税関での申告が必要とされています。

つまり、逆に言えば日本円の台湾への持ち込みは1万米ドル相当額までは無申告で持ち込むことが出来ます。

日本円以外の通貨の持ち込みの場合は下記の通りです。

  • 台湾ドルの持ち込み制限は10万台湾ドル(約36万円)を超える金額
  • 中国人民元の持ち込み制限は2万人民元(約32万円)を超える金額

台湾入国時の申告方法

台湾での税関での申告方法

(引用元:財政部關務署)

台湾に入国する時に現金などが上で述べた制限を越えている場合の申告方法を紹介します。

スーツケースなどの大型荷物をピックアップした後、税関を通りますが、緑色と赤色のレーンがあり、緑色レーンは申告するものがない場合で、赤色レーンは申告するものがある場合です。

赤色レーン(應申報通道(紅線通道))へ向かい、パスポートと中華民国海関申報単(税関申告書)を提出するだけです。

中華民國海關申報單

無申告の場合はどうなるのか?

税関で申告しないで多額の現金を持っていることが発覚してしまった場合はどうなってしまうのか?

銀行などによる送金とは異なり、現金は足跡が残らないため、黙ってこっそり持ち込んでも問題ないでしょうと考えてしまうかもしれませんね。

台湾の法律では上記の規定のルールを越えて現金を持ち込んだ場合は、その場で1万米ドル相当額を超過する部分は全て没収されてしまいます!

このようなことにならないように、日本と台湾では必ず申告をしておきましょう。ちょっとした申告書に記入して提出するだけですから。所持している現金が多いからといって、お金を払う必要もないですので…。

最近の事例では、東京から桃園国際空港に到着した台湾人女性が1,744万円を申告しないで台湾に入国した際に、税関に止められて多額の現金が見つかってしまい、113万円を除いた、1,631万円を没収されたという報道がありました。

台湾人女性は日本出国時には申告をしたものの、台湾到着時に税関の場所が分からずに、申告をしなかったと言っているとのこと。泣き崩れる女性に対して、台湾の税関当局は訴えを認めずに法令通りに超過金額部分は全て没収されたとのこと。

このようなことにならないように、日本出国時に100万円相当額を超える金額を所持している場合、そして台湾入国時に1万米ドル相当額を超過するお金を持っている場合は、忘れずにそれぞれの税関当局へ申告をしましょう。

 

台湾現地のルールや手続きは下記のサイトを参考にしました。

参考≫≫ 台湾の入出国時のお金の持ち込み制限と持ち出し制限

コメント

  1. エイト より:

    もうすぐ台湾に行く予定なのですが、10万台湾ドル以上を持ち込む場合、事前に中国中央銀行から許可証を申請する必要があると聞きました。もし、台湾の空港での税関の申請だけじゃなくそのようなものが必要なら税関での申告だけでは没収になりますよね?もし許可証のやり方をご存知でしたら教えてください。宜しくお願いします

    • 現地在住 より:

      エイトさま

      コメントありがとうございます。
      10万台湾ドル以上を台湾へ持ち込む際に許可証が必要があるという情報はどこからの話でしょうか?

      (蛇足ですが、台湾には中国中央銀行という銀行は存在しません。)

      中華民国税関申告書

      上記の申告書を空港の「税関申告カウンター」(赤いラインのカウンター)で申告すれば問題ないと思います。