台湾の入国審査の手順と注意点←旅行出発前に確認すれば安心ですよ!

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初めての台湾旅行の方へ向けて、台湾での入国審査はどんな感じなのか?を詳しく解説します。

はじめての旅先での入国審査となると、何かトラブるのではないかなと不安になったりしますね。

ところが、台湾の入国審査では日本と同じように、特に厳しくはないため心配ないでしょう。

入国審査についてあらかじめ知っておくと、ちょっとだけ安心感がありますよね。

ここに注目
  1. 入国審査って何?
  2. 台湾への入国審査で準備するものは何?
  3. 台湾への入国審査ですることは何?
  4. 台湾への入国審査では何を質問されるの?

はじめて台湾へ旅行をされる方は、上記のような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

そこで、以下では台湾での入国審査の流れと注意点について詳しく紹介します。

 

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入国審査前後の流れ

飛行機が現地に到着した後の大きな流れは、下記の通りです。

  1. 飛行機から降りる
  2. 入国審査を通る
  3. 受託手荷物を受け取る
  4. 税関を通る

通常は、降機口から出ると「入境」という案内がありますので、入国審査場へ向かいます。

その後、一人ひとり入国審査を受けますが、赤ちゃんや小さな子供の場合は親と一緒に入国審査を受けることができます。

また、車椅子などを使い体が不自由な方は降機口で空港係員の方が手助けしてくれますので安心でしょう。

そして、入国審査を通過した後は、ターンテーブルで自分の旅行カバンが出てくるのを待ち、荷物を取ったら、そのまま税関を通って、空港の到着口を通過して、台湾旅行の始まりです!

 

入国審査前に知っておくこと

入国審査とは

入国審査とはその国に入国できるかどうかを確認すること。パスポートを確認し、ビザ(査証)が必要な国でビザ(査証)がなかったり、残存有効期間が少なかったりした場合、入国を拒否される。また、所持金が少ない場合や復路の航空券を所持していない場合も入国できない可能性がある。

つまり、入国審査では観光客はお客さんという立場ではなく、入国審査は悪い人を入国させないで防ぐための最終ゲートという位置付けで、必要なルールに当てはまらない人は入国を拒否されます。

そして、台湾の入国審査官の判断で入国が認められると、観光ビザ(ノービザ)の場合は90日間の滞在が可能な入国許可のスタンプをパスポートに押印してもらえます。この手続きのことを入国審査と呼んでいます。

入国審査に必要なもの

  1. パスポート
  2. 入国カード

入国カードはどこで入手できるのかと思われる方もいるかもしれませんね。

入国カードは、通常、飛行機に搭乗中にフライトアテンダントが配ってくれます。もし、貰い損ねてしまった場合はフライトアテンダントに声を掛ければ貰えます。

また、ごく稀に機内では配布をしない場合がありますが、その場合は入国審査場に備えられていますので、入国審査場で記入しましょう。

入国審査ですること

  1. パスポートと入国カードを入国審査官に差し出す
  2. カメラに向かって顔の認証
  3. 両手の指の指紋の認証
  4. パスポートを受け取る

 

入国審査の手順

入国審査ですることは下記の3つだけです。

  1. パスポートと入国カードを提出する
  2. 顔の認証と指の認証をする
  3. 質問に答える(通常はない)

以下では、入国審査の手順を詳しく紹介します。

どの列に並ぶ?

飛行機を降りたら、「入境檢查(Immigration)」の案内にそって進みます。

入国審査ゲートでは多くの人が列を作っています。

間違ってはいけない重要なことは「Non-citizen」(台湾人以外の人)の列に並ぶことです。

間違って、「Citizen」(台湾人)の列に並ぶと追い返されて、列の最後尾から並びなおすことになります。

日本人は台湾では外国人となりますので、必ず「Non-citizen」(台湾人以外の人)の列に並びます。

時間帯によって、あるいは観光客が多い時期は入国審査が非常に混雑していたりします。

そのため、入国審査を受けて通過するために、30分以上もの時間が掛かってしまうことがあります。

ようやく、自分の順番が回ってきた時には、黄色のラインの前で待ちます。

そして、前の人の入国審査が終わった後、入国審査へ向かいます。

パスポートと入国カードを一緒に入国審査官へ提出します。

この際には帽子、サングラス、マスクなどを全て取り外して、入国審査官に自分の顔がよく見えるようにします。

怪しい人や問題がある人でなければ、ほとんどの場合は入国審査で質問をされるようなことはなく、事務的な手続きで簡単に終わります。

指紋と顔の認証

通常は英語での対応になりますが、入国審査官は慣れたものですので、ジェスチャーで分かるように指示をしてくれます。

たまに日本語が少し出来る入国審査官がいますが、その時は「両手、指、ここ」、「顔、ここ」と言われることも。

まずは、顔の認証をします。

カメラの方向を向くように指示されますので、カメラのほうを向いて、入国審査官の指示を待ちます。

通常は、2秒~3秒くらいで指の認証に移ります。

続いて、指の指紋の認証になります。

ここで、自分の両手の人差し指を認証するための判別機に触れるように置きます。

通常は3秒くらいすると、「OK」の表示が出ますが…たまに、時間が掛かったり、指が油っぽかったりするとティッシュなどで拭いてから再認証なんてこともあります。

問題なければ、入国のスタンプを押してもらい、パスポートを返却してもらって、入国審査が無事完了となります。

指認証での注意点

実は、私は偶に指の認証が出来ないことがありました。その理由は…

機内でお菓子やピーナッツなどを食べたりすると、指がベタベタして油っぽくなってしまいます。

この状態で指紋の認証をしようとすると、ほぼ間違いなく、指紋の認証がされませんので、時間が掛かります。

入国審査官も、そのあたりは慣れたもので、指を拭くようにとジェスチャーで指示したり、優しい入国審査官はティッシュを渡してくれたりします。

以上のことから、入国審査前には指を油っぽくしないで、出来るだけきれいな状態にしておきましょう。

入国審査の質問

通常は、上記の流れのように入国審査はとても簡単な手順で、顔認証と指紋認証か完了すれば、パスポートに入国のスタンプを押印してもらい、入国審査はそれで完了です。

基本的には、観光ビザ(ノービザ)の場合は特別な質問をされることはないでしょう。

ごく稀に質問を受けている人がいますが、入国カードの記入漏れや記入された内容に問題があった場合などはいくつかの質問をされるようです。

質問される場合は、依親ビザや停留ビザなどの場合で確認すべきことがある場合などです。

観光ビザ(ノービザ)で質問をされる場合の質問事項を考えてみましたので、簡潔に紹介します。

この場合でも、多くの場合は記載内容が不明な場合や疑問に思われるような内容の場合です。

具体的には、滞在先の住所は観光の場合は滞在するホテルを記載しますが、友人の住所や曖昧な地名などを書いておくと突っ込まれます。

滞在先の住所は嘘を書いてはいけませんが、まだ滞在先ホテルが決まっていなければ、宿泊予定のホテルを記載しておけば問題ないでしょう。

入国審査での質問内容は、以下の3点がほとんどです。

  • 入国目的
  • 滞在場所
  • 滞在日数

質問に対する回答例は下記の通りです。

  • 入国目的→ Sightseeing
  • 滞在場所→ ○△□ hotel,Taipei
  • 滞在日数→ For 5 days

入国審査での注意点

入国カードの準備

入国カードは機内で記入しておきましょう。

入国審査前にアタフタと入国カードを書くのは間違いを記入してしまうことになるかもしれません。

機内で時間のある時に、入国カードの必要な記入事項を書いておきましょう。

パスポートの残存期間

パスポートの残存期間に注意しましょう。現在は台湾の入国にはパスポートの残存期間は滞在日数文あれば問題ありません。

そのため、ノービザでは最大で90日間の滞在が可能ですが、滞在予定以上の残存期間があることを確認しておきましょう。

復路の航空券

台湾では観光ビザで入国する場合は復路の航空券か第三国への航空券を所持している必要があるとされています。

ただし、実際には復路の航空券を所持しているかどうかを確認されることはほとんどないというのが実状ですが…、提示を求められることを前提に準備しておきましょう。

復路の航空券を持たずに、台湾への入境をしようとした場合は入国を拒否されても文句は言えないでしょう。そのため、必ず復路の航空券か第三国への航空券を所持して入国しましょう。

帽子やサングラスやマスク

入国審査は入国に相応しい人かどうかを審査するためのものです。

入国審査では相手(台湾)に対して、私は善良な人間で怪しい人ではないことを示す必要があります。

そのため、入国審査官に自分の顔がパスポートと違わないことを確認してもらう必要があるわけです。

入国審査時には帽子、サングラス、マスクをとって、入国審査官が自分の顔をしっかりと確認できるようにしましょう。

写真撮影

基本的には入国審査を終えるまでの場所での写真撮影や動画撮影は禁止されていますので、入国審査の場所での写真撮影も禁止されています。

たまに、テンションが上がって、スマホでパチパチ写真を撮影している人がいますが、海外ではルールを守りましょう。

ルールを守れない人は入国を拒否される要因を自ら作っていることになってしまいますよ。

 

まとめ

以上、台湾旅行での入国審査について、入国審査前に知っておくと安心できそうなことをまとめてみました。

入国審査時には入国拒否されるのではないか、何らかの不備があって入国時にトラブるのではないかと、ちょっと不安があるかもしれませんね。

ところが、実際にはパスポートが汚れている(他国での不法滞在など)ような特別な理由がなければ、基本的に入国時に問題が発生することはありませんので安心してください。

最後に、台湾旅行での入国審査の手順と注意点についてのポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

この記事のポイント
  1. 入国審査に必要なものはパスポートと入国カード
  2. 台湾での入国審査の手順は顔認証と指認証
  3. 台湾での入国審査で質問をされることはほぼない
  4. 入国審査は簡単に終わり、入国スタンプの押印がされる

皆さまの台湾旅行が楽しいものになり、台湾滞在中に充実した時間を過ごすことができることを願っています!

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