台湾の4月の気温・天気・気候・雨の【現地情報】グラフと画像で確認

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4月はGW(ゴールデンウィーク)の連休の始まりの月に当たりますね。

GWの大型連休を利用して海外旅行へ向かわれる予定を考えている方もいるのではないでしょうか?

台湾は日本から飛行機で、たった3時間程度で行けるため、多くの人が連休中に台湾観光を楽しんでいます。

そこで、気になるのが台湾の4月の天気や気候と現地での状況ではないでしょうか?

実は、4月の台湾の天気や天候は毎日変わりやすく、雨の予測が難しかったりします。

以下では、台湾の4月の天気と気候について、気象統計データをベースに分かりやすい表・グラフや画像を交えながら、台湾現地から詳しく解説します。

  1. 台湾の4月の天気は、どんな感じなのか?
  2. 台湾の4月の気候は、日本とどれくらい違うのか?
  3. 台湾の4月の気温は、どれくらいなのか?
  4. 台湾の4月の天候は、良いのか?悪いのか?
  5. 台湾の4月には雨の心配はあるのか?
  6. 台湾の4月の旅行で、注意すべきことは何?

台湾への4月の旅行を予定している方は、上記のような疑問を抱いている方も多いかもしれませんね。

そこで、今回は、現地事情を踏まえて、台湾現地から台湾の4月の天気や気候について詳しく解説します。

 

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台湾の4月の天気

台湾の4月の天気は都市により異なる

台湾の4月の天気は、どうなのでしょうか?

まずは、各都市に住んでいる現地在住の人の声を拾ってみましょう。

台北の4月の天気

台北在住の人が4月の天気について感じることは…、春の時期が始まったと思ったら、雨が降ったり、曇り空だったり、そうかと思えば太陽の日が差し始めます。

台中の4月の天気

そして、台中在住の人が4月の天気について感じることは…、台中の4月の天気は、晴れていたり雨が降ったり、暖かかったり涼しかったり、乾燥した空気から湿った空気に変わる時期。

高雄の4月の天気

また、高雄在住の人が4月の天気について感じることは…、高雄の4月の天気は時折、雨が降ることもあるけれど、通常は晴れていると暖かいというより少し暑さを感じる日も多くなる。

台湾の4月の天気のまとめ

以上のように台湾の4月の天気について結論を言えば、天気の良し悪しは各都市により違い、台湾北部と台湾中部以南では全く違うことが分かります。

台湾の4月の天気は降雨日数と雨量が各都市ごとに異なるため、それぞれの都市では日によって天候が違うことを知った上でスケジュールを組むとよいでしょう。

台湾の天気のポイント
  • 台湾の4月の天気は各都市により異なる
  • 台北の4月の天気の特徴は雨の日が依然と多く蒸し暑くなる日も
  • 台湾中部以南の都市の4月の天気は比較的過ごしやすい

台湾の4月の気候

台湾の4月の気候は「気温の上昇と雨」がポイント

各都市で天気の良し悪しは若干異なるのは分かりましたか?それでは、台湾の4月の気候の特徴は何かな?

日本から台湾の空港到着後に飛行機から出た直後は、ほとんどの人は台湾の南国特有の生温い湿った空気感を感じることでしょう。

そして、天気が良い日に街を歩くと湿度が高い日はジワジワと汗がにじみ出てくることを感じるかもしれません。

ところが、台湾の4月の気候でポイントとなることは、「気温の上昇」と「雨」になります。

台湾では4月になると、急激に気温が上がる日が多くなります。そうかと思うと、雨が降り、ひんやりと涼しくなることがあります。

そして、直ぐに太陽の日が差すと、再び気温が上がり始め、今度は暖かさよりも少し蒸し暑さを感じる日もあったりします。

台湾の4月の朝昼晩はどう?

通常は、涼しくて過ごしやすい日が続きますが、夜間に雨が降った日の早朝は肌寒く感じる日もあります。

天気が良い日の昼間は暖かく心地がよく過ごしやすい日が多いです。

日が沈んだ夕方以降は、気温が抑えられ、夕方から夜の夜市の散策には良い気候です。

台湾の4月の気候のまとめ

以上のことをまとめると、台湾の4月の気候は、台湾北部の台北では相変わらず曇りの日が多く、更に気温が上昇しますので蒸し暑さを感じる日が少しずつ多くなります。

台中の4月には雨が降る日を除いて、とても過ごしやすい日が続きます。4月下旬のGWの時期には、気温の上昇と雨が重なると、昼間は蒸し暑さを感じる日もあります。

高雄の4月は気温が上昇する時期ですので、天気が良い日は初夏を思わせる日も多くなります。また、GW時期の旅行は雨の心配はほとんど必要ないでしょう。

台湾の気候のポイント
  • 台湾の4月の気候は気温の上昇と雨がポイント
  • GW4月下旬頃には台湾全土で蒸し暑さを感じる日もある

以下では、実際の気象データを表やグラフで紹介しながら、台湾の4月の天気や気候について、詳しく解説します。

 

台湾の4月の気温

  • 台湾主要都市の最高気温は25.7℃~29.1℃(東京との気温差は7℃~10℃)
  • 台湾主要都市の平均気温は21.9℃~25.4℃(東京との気温差は8℃~11.5℃)
  • 台湾主要都市の最低気温は19℃~22.4℃(東京との気温差は9.5℃~13℃)
  • 台湾の4月の気温は南部から急上昇し、最低気温は約20度以上と暖かくなる

台湾主要都市の年間の平均気温のグラフ

台湾主要都市の年間月別の平均気温(℃)

台湾主要都市の年間月別の平均気温(℃)

 

台湾主要都市の4月の気温(最高気温、平均気温、最低気温)

4月台北台中高雄東京
最高気温25.7℃27.6℃29.1℃19.0℃
平均気温21.9℃23.1℃25.4℃13.9℃
最低気温19.0℃19.6℃22.4℃9.4℃

(引用元:台湾気象局の統計データより当社作成、以下同じ)

※最高気温、平均気温、最低気温は、日平均最高気温、日平均平均気温、日平均最低気温を示すものです。

上表の通り、台湾各地では4月であっても、平均気温は21.9℃~25.4℃と高くなり、暑さを感じ始める時期。

例えば、雨が降った直後に気温が上昇し始めると、湿度も高くなり、蒸し暑さを感じることが多くなります。

4月の上旬とGWが始まる4月の下旬では気温が大きく異なり、台湾南部から徐々に夏の気配が近づくかのように、台湾全土で最低気温が20度を下回る日がなくなります。

 

台湾の4月の降水(降水量と降水日数)

  • 台湾北部の4月の降水量は徐々に増え、雨の備えが必要
  • 台湾中部以南の4月の雨の日は少ないが、下旬頃から雨の日も増え始める
  • 台湾の4月の降水量は台湾北部では比較的多く、南部になるほど少なくなる。
  • 台北の4月の降水日数は14.9日と多く、台湾中部以南では比較的少ない。

台湾主要都市の年間月別の降水量(mm/月)

台湾主要都市の年間の降水量(mm/月)

台湾主要都市の年間の降水量(mm/月)

台湾の4月の降水量と降水日数

4月台北台中高雄東京
降水量/mm177.8145.469.8124.5
降水日数14.911.85.89.9

台湾の4月の降水量は台北では前月と変わらないくらいですが、まだまだ通年では少ない時期です。

また、台湾全土では4月の降水量は南部へ行くほど少なくなる傾向があり、降水日数も比較的少ない時期です。

そして、台湾の4月の降水日数は都市により異なり、台北の4月の降水日数は平均で14.9日、つまり2日に一日は雨が降るほど雨の日が多くなります。

つまり、4月の台湾北部では、大雨になるようなことは少なくても、曇りや天気の悪い日が多くなります。

一方、台中、台南、高雄などの台湾中部以南では降水量も降水日数も比較的少なく、4月に旅行をする際には、雨の心配はあまりしなくてもよいでしょう。

 

台湾の4月の湿度と不快指数

以下は、台北、台中、高雄の相対湿度と不快指数を示しています。

4月台北台中高雄東京
湿度/%77.877.375.162.0
不快指数64.165.167.057.6

台湾の4月の湿度

  • 台湾の4月の湿度は75%~78%程度。
  • 台湾の4月の湿度は台湾北部が高く、南部へ行くほど湿度が低くなる。
  • 台湾と東京の湿度を比べると、13%~16%程度高い。
台湾主要都市の月別の相対湿度(%)

台湾主要都市の月別の相対湿度(%)

台北の4月では降水量は、まだそれほど多くないですが、湿度が高いのが特徴。

台北では4月には曇り空が多く、晴れの日が少なく、空気が湿っぽく重く感じる日が多い。

一方、台湾中部以南ではジメジメとした湿った空気は感じられず、比較的快適に過ごせます。

台湾の4月の不快指数

  • 台湾の不快指数は約64~67程度(東京は58程度)。
  • 台湾の主要都市では快適に感じられる水準です。
  • 台湾の4月上旬の朝晩は少し肌寒く感じ、下旬の昼間は快適に感じられる。
台湾主要都市の月別の不快指数

台湾主要都市の月別の不快指数

不快指数は65~70では「快適に感じる」水準とされています。

東京の4月の不快指数が58弱であるのに対して、台湾の不快指数は約64~67程度です。

そのため、旅行で日本から台湾に到着時には、天気が良ければ快適に感じられるはずです。

ただし、4月上旬では雨の日の朝晩は少し涼しく感じられ、4月下旬の天気が良い日の昼間はやや蒸し暑く感じられる日もあるでしょう。

 

台湾の4月の紫外線と日照時間

台湾の4月の紫外線(UV量)

  • 台北から高雄までの主要都市での4月の紫外線を示すUV量は6~8の間。
  • 台湾の4月では台湾南部へ行くほど、紫外線のUV値は上がります。
  • 平均UV量は6~8の間 → 紫外線は強い。
  • 台湾の4月の主要都市の紫外線最大UV量は10~12 → 非常に強い~極端に強い。

 

台湾の主要都市の紫外線(UV)量

台湾の主要都市の紫外線(UV)量

 

台湾の4月の紫外線量は、下記の通りです。

  • 台北の4月の紫外線量: 5.7(平均)、10(最大)
  • 台中の4月の紫外線量: 6.5(平均)、10(最大)
  • 台南の4月の紫外線量: 7.3(平均)、12(最大)
  • 高雄の4月の紫外線量: 7.8(平均)、12(最大)
  • 東京の4月の紫外線量: 4.8(平均)

 

台湾の4月の日照時間

  • 台湾の主要都市の中では4月の台北は日照時間が極端に短い。
  • 台湾の中でも台中と高雄の4月の日照時間は徐々に長くなる時期。
  • 日照時間の長短の理由は晴れの日が多いかどうかの違い。
台湾主要都市の月別の日照時間(時間/月)

台湾主要都市の月別の日照時間(時間/月)

台湾の4月の日照時間の特徴は、台北を中心とした台湾北部のエリアは依然として曇りの日が多く、シトシトと雨が降る日も多く、日照時間が少ないこと。

台湾中部以南の都市では、4月も雨が比較的少なく、南部へ行けば行くほど天気の良い日が多くなります。

そのため、日照時間が比較的長くなりますので、旅行中に天候がぐずつくことは少ないでしょう。

 

台湾の4月の旅行で注意すべきこと

台湾の4月の時期に旅行する上で注意すべきことを3つほど挙げておきます。

  1. 日ごとに天候が変わりやすく、体感温度の変化に対応した体調管理が必要。
  2. 台北の観光では天気が悪い日と天気が良い日の両方のスケジュールを準備しておく
  3. 4月に台北を旅行する場合は、天候不良時のために折り畳み傘を忘れずに用意。

 

まとめ

台湾の4月は東京の5月頃に該当する気候だとイメージすると分かりやすいかもしれません。

つまり、気温が上昇し穏やかな天候で過ごしやすいものの、台北では天気がぐずつくことが多い。

毎年4月上旬から中旬頃に台湾では清明節と児童節という大型連休がありますが、日本のGWと重なることはないでしょう。

GW時期に台湾旅行を予定している方は、現地の装いも気になるところですね。端的に言えば、春の装いの長袖シャツと長ズボンでOKです。

ただし、台湾の4月の時期の天候は変わりやすいため、装い選びを慎重にしたほうが良いかもしれません。

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